常夏
2021-07-16
小倉の集い
「小倉の集い」 …「41.人知れずこそ」
原歌: 恋すてふわが名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか
作者は[41]壬生忠見。 上の歌は天徳内裏歌合の20番(最後)で、[40]平兼盛の「しのぶれど」の歌と合わされたもの。なお、このとき[41]忠見は他にも3首の歌を提出しており、うち2番は同じく[40]兼盛との勝負であった。ここで敗れたために病んで没したという逸話が有名だが、実は老後に詠んだ歌が残っている。
[30]壬生忠岑の子。
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