原歌:
おほけなく憂き世の民に覆ふかなわが立つ杣に墨染めの袖
作者は[95]前大僧正慈円。天台座主を4度務めた。「愚管抄」の作者。
上の歌は題知らず。天台宗の開祖である最澄が詠んだ「阿耨多羅三藐三菩提の仏たちわが立つ杣に冥加あらせたまへ」を本歌とする。
父は[76]藤原忠通(法性寺入道前関白太政大臣)。異母姉に[77]崇徳天皇の中宮である藤原聖子、甥に[91]九条良経(後京極摂政前太政大臣)がいる。
聖子には[88]皇嘉門院別当が仕えていた。
原歌:
おほけなく憂き世の民に覆ふかなわが立つ杣に墨染めの袖
作者は[95]前大僧正慈円。天台座主を4度務めた。「愚管抄」の作者。
上の歌は題知らず。天台宗の開祖である最澄が詠んだ「阿耨多羅三藐三菩提の仏たちわが立つ杣に冥加あらせたまへ」を本歌とする。
父は[76]藤原忠通(法性寺入道前関白太政大臣)。異母姉に[77]崇徳天皇の中宮である藤原聖子、甥に[91]九条良経(後京極摂政前太政大臣)がいる。
聖子には[88]皇嘉門院別当が仕えていた。
常夏